カウンター新設への想い


14年前、寿美吉に戻った時は両親と
全く意見が合わなかった。
両親は僕ら子供を育てながらも
今までお店をやって来たので、いざ子供が戻っても
「何も分かっちゃいない」と話を聞きやしない。
ただ、お店は暇で空気は重い。

新しい事をしようとしても
両親がやった事が無い事は却下、
特に知らない事は否定的だった。
#僕だってそうだ
#知らない事に手を出すのは勇気がいる
#でもどうにかしなきゃ

毎日暇だったのでとにかく行動した。
そして色々な人の力やご縁で
素晴らしい考えを持つ人達に出逢い
この人達の作る物を伝えたいと思った。

・コンビニでも買えるお酒から地酒屋さんのお酒へ
・市場で買えるのにわざわざ送料払って全国から肉、魚、野菜の仕入れ
・蕎麦粉も粉にして配達してくれるのに石臼のスペースを確保してお店で蕎麦粉を碾く

だけど全てダメと言われた。
それでも諦めきれず無理矢理入れて
お客さんに魅力を直接伝え、結果喜んでもらえた。
それを見て親父も納得してくれた。
今ではそのお酒や食材、料理を
しつこい位にお客さんに勧めまくっている。
#しつこいと言われる事も
#すみません
#悪い人ではないんです

今までは提供するお酒、料理、蕎麦と内容の変化でしたが、
今回はテーブル席しかなかったのに
カウンターを新設するというお店の変化。
#またドキドキです
#でも今までもなんとかしてきた

そんな事言っても両親も僕もちぃさんも
カウンターのお店で働いた事なんて無いんです。

ただ、コロナを経て商売を続けられる喜びや
お客さんとの触れ合いの大切さを改めて実感し、
もっと愛されるお店にしないといけないと決意。
両親がここまで蒲田でやって来て
お客さんに愛されるお店になっているなら
今度は僕らからも愛せるようになりたい!

その為に寿美吉には皆んなでコミニュケーションが
とれるカウンターが必要だと思い、
満を持してクラウドファンディングに挑戦する事にしました!
16日(水)12時から始まる予定です!